週末、前日夜入りして神奈川の大山に登りに行きました。
私のように四国に住んでいると、四国でなじみの深い大山(だいせん)と読んでしまいそうになりますが、これは「おおやま」です。
大山講と呼ばれる信仰を集める山全体が神体となっている山です。
〇神奈川・大山(1252m) 日本三百名山、関東百名山
[今回のルート(地理院地図)]
[タイムスケジュール] 計 3時間35分
大山ケーブルバス停(07:00)=>女坂・男坂分岐(07:10)=>大山寺(07:20)=>阿夫利神社下社(07:50)=>養毛分岐(08:20)=>ヤビツ峠分岐(08:45)=>大山頂上(08:55)=>不動尻分岐(09:20)=>見晴台(09:50)=>阿夫利神社下社(10:10)=>女坂・男坂分岐(10:25)=>大山ケーブルバス停(10:35)
最寄りの駅は、小田急伊勢原駅になります。
伊勢原駅北口にバス停があり、大山ケーブル行きのバスが出ています。
結構な本数が出ています。小田急との接続性も良いですね。
朝早くは、個人の登山客ばかりです。
この先、山頂まで、ひたすら個人客ばかりで驚きました。
20分ほどでバス停に到着。
さて、登りますか。バス停にはトイレもあります。
こま街道にさしかかりました。
多くの店が軒を連ねています。
名物の大山こまなども売られていますが、朝が早いのか、まだ店はやっていませんでした。
道路には、大山こまをモチーフにしたタイルも埋め込まれていました。
しし鍋と豆腐料理が名物のようです。
大山ケーブルの駅に到着。
ケーブルが動き出すのは朝9時なので、まだ運行していません。
そのまま先に歩きます。
女坂と男坂の分岐に到着しました。
女坂は左、男坂は右です。
行きは女坂を進むことにします。
風情のある道が続きますね。
爪切り地蔵にやってきました。
弘法大師が爪だけで、一夜のうちに地蔵を彫ったとか。
何事も一心に行えば叶うということらしいです。
龍神堂に到着しました。
もとは二重滝にあり、1641年に再建され、徳川家光により寄進されました。
雨乞いの本尊なんだそうです。
大山寺へ続く階段はとても急で、高所恐怖症の人だと、ちょっと足かすくむかもしれません。
大山寺に到着しました。
犬の絵馬が多く祀られていました。
潮音堂(ちょうおんどう)に来ました。
心が澄んだ人だと、遠く、太平洋の潮騒が聞こえるらしいのですが、心がドロドロの私には聞こえるわけもなく(笑
なかなかダイナミックな坂が続きます。
屋島や英彦山、伯耆大山も趣がありますが、ここもなかなか。
トイレらしきものを発見。阿夫利神社下社はもうすぐです。
下社から下界を見ると、とても景色が良いです。
湘南を一望できますね。
阿夫利神社下社に到着。
宮司が支度をしていました。
下社からさらに上に登ってきます。
とても急な坂が続きます。
しばらく歩くと、目の前が開けた場所にやってきました。
富士見台です。
富士見台とはよく言ったもので、素晴らしい富士山の雄姿を見ることができました。
アップで。
まだ、寒いのか、ツララもありました。
しばらく歩くと、ヤビツ峠分岐に到着。
[ヤビツ峠分岐]
ヤビツ峠方面は、浅い雪道です。
朝日に照らされる雪。いい感じです。
[本日のベストショット]
大きな鳥居が見えてきたら、頂上までもうすぐです。
石段をあがると。。。
軽登山靴だったので、滑りそうになります。
ただ、アイゼンまでは全く不要です。
さて、もうすぐ頂上です。
雪深くて、足を取られます。慎重に歩きます。
頂上に到着!
とにかく太平洋が綺麗です。
三角点はこの建屋を回ったところです。
江の島方面です。
湘南の海です。
頂上は多くの個人客でにぎわっていました。
阿夫利神社上社です。
ちょっと降りた開けたところに、三角点を発見。
頂上の1252m(標高点)は、この三角点よりも高い位置にあります。
見晴台に続く道がありました。道はよく整備されていますね。
四国の山とは大違いです。
横浜方面もとても綺麗です。
パノラマで。
バスの時間が気になったので、休憩なく、そそくさと下ります。
グレーチング階段がありました。
鹿の食害がひどいようです。
尾根を進みます。
いい感じです。
不動尻との分岐に到着。
見晴台は右です。
このあたりから、雪解けによるぬかるみがひどく、とても歩きにくくて苦労しました。
びちょびちょの道を進みます。
標高が下がってきて、やっと、びちょびちょの道から開放されました。
湘南の見晴らしともお別れです。
このあたりから、山の中に入ります。
見晴台に到着。
そんなに見晴らしは良くありません。
でも、ベンチが多くあり、ご飯を食べるにはよいですね。
家族連れのピクニックにもよさそうです。
[見晴台]
見晴台から、大山をのぞみます。
途中、とても大きな木を発見。
何て言うんでしょうか。
二重滝の付近にたどり着きました。
歴史ある橋が架かっています。
阿夫利神社下社に到着。
結構、歩きがいのある山ですね。
お国のために命をささげた勇者を祀る慰霊碑がありました。
行きは女坂でしたが、帰りは男坂から帰ります。
男坂というだけあって、急な坂道が続きます。
歴史のある坂を下っていきます。
ケーブルの線路を越えていきます
[男坂と女坂の分岐]
無事、バス停まで下りてきました。
お天気にも恵まれ、いい山行になりました。
[大山ケーブルバス停]
posted by jouji117 at 16:00| 香川 ☔|
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登山
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