●筑波山(877m 女体山) 日本百名山
短期間で、軽装でいける山として、筑波山に行きました。地元では「つくばね」の愛称で親しまれる霊山です。百名山では最も低い山です。男体山と女体山という二つの峰を持つ双耳峰です。
今回は、雪の筑波山でした。でも、終始、無風で気持ちよい雪山歩きでした。
東京から行ったので、「筑波山きっぷ」を利用しました。
つくばエクスプレスの駅などで購入できます。私は秋葉原駅で買いました。
駅員さんは丁寧に応対してくれて好感が持てました。
秋葉原駅からだと、つくば駅までの往復電車運賃、筑波山までのバス、ケーブルカーやロープウェイの料金もセットで、4,300円です。期間限定で筑波山温泉の無料券も付いてきました。
バスは、つくばバスターミナル1番から、「つくバス」という愛称のバスで、「直行 筑波山」に乗ります。途中のバス停に停車することなく、目的地まで行ってくれます。
ケーブルカーや温泉を楽しむ人にとってはこの切符はお得かと思います。
http://www.mir.co.jp/business/tukubasan.html
ただこの日は、つくバスは筑波山神社止まりで、つつじヶ丘までは行ってくれませんでした。どうやら道が崩れているらしく、通行止めになっているとか。ロープウェイ自体は運行しているようですが、そこからの道路が寸断されているようでした。
出張帰りで、靴が登山靴でないため、雪を行くのは厳しいかな。そこで、行きはケーブルカーを利用します。なかなかの高度感です。30パーミル以上あります。上に架線はありません。朝1番の始発運転に乗ったので、工事の人も多数乗り込んでいました。

[筑波山ケーブルカー 宮脇駅]
ケーブルカーの終点、筑波山頂駅に10分ほどで到着。御幸ヶ原には売店などがあります。白銀の世界でした。

[御幸ヶ原]
右に行くと女体山、左に行くと男体山。とりあえず最高峰のある女体山の方に行ってみます。

とにかく樹氷がきれいで、しばし見とれていました。


奇岩が多いのも筑波山の特徴のようです。

樹氷がとにかくすごいです。


ほどなくして女体山の頂上です。

[山頂には筑波山神社本殿がある]
日本百名山の碑が立派です。

お約束。

[三角点]
見通しは全く効きません。残念・・・。

つららが伸びています。

もう一つの男体山にも行ってみます。

しかし雪がしんしんと降ってきます。
男体山頂上です。


帰りは、御幸ヶ原コースの登山道を使って下山しました。杉の大木が見事です。
多くの登山者が登ってきます。どうやら雪山目当てのようです。こうした天気も人気の山なんですね。

今回、つくば山きっぷを利用したのですが、温泉の無料券が付いていました。このホテル青木屋の場合だと1,050円なので、とてもお得です。

この露天風呂はおすすめです。

帰り、バスとつくばエクスプレスを乗り継いで帰りました。関東鉄道バスの運転手さんとしばし談笑を楽しみました。
今度はぜひ、快晴の日に行って、筑波山頂上から富士山を見たいと思います。
(SONY α300 + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 MACRO 使用)