The Doobie Brothers "What A Fool Believes" : JK徒然日記

2014年02月24日

The Doobie Brothers "What A Fool Believes"

私が好きな洋楽の1曲がこれです。
ドゥービー・ブラザーズの超有名な曲でグラミー賞受賞曲ですが、1970年代トム・ジョンストンが活躍していた初頭の頃と違い、マイケル・マクドナルド色が全面に出た曲です。
アナログ・ポリフォニックシンセサイザーが登場し、それまでのギターサウンドから一変しました。

最近ではキムタクが出ているトヨタ・カローラのCMで採用されていましたね。






この曲がすごいのは、ポップで快調なサウンドもさることながら、複雑な転調を重ねることです。
まさに奇跡の転調です。最近の曲はもも●●Zのように、やたら転調を入れる曲が多いのですが、転調を入れりゃいいってものではありません。この曲は転調を繰り返すにもかかわらずまったくわざとらしくないのです。

基本的に、グルーヴ感の強いこの曲は、Fool(愚か者)のはかなくも楽天的な雰囲気を出しているのか、長調(変ニ長調 D Flat Major)でスタートします。楽譜のト音記号の横にフラットが5つ付くやつですね。トヨタのCMでもこの部分が採用されています。

その後、「she had a place in his life」のあたりで、単調(変ロ単調 B Flat Minor)に変わります。これはよくある長調から単調に変わるものですね。その後「・・・her apology」の部分で一瞬、長調に変わりますが、また変ロ短調に戻ります。

サビに入り、「But what a fool believe」の直前で、へ単調(F Minor)となり、少し物悲しい感じを与えます。
しかしふっきれた(恋愛をあきらめない?)感じを出したかったのか、「believe〜」でF#m7となり一気に長調に転じて抜けた感じを与えます。
さらに「No wise man has the power to reason away」の「power」の部分でホ長調(E major)となり別次元にワープする感覚になります。

また、歌詞も凝っていて、時制の不一致が多くみられる難解なものになっています。
これは火遊びだった彼女から見れば、ただの過去の男である、元カレだが、彼にとってみれば未練タラタラで、今でも彼女とは恋愛が続いていることを歌ったものですが、彼女から見れば過去、彼から見れば現在進行形なのです。

CDなどで楽しんでみてください。
posted by jouji117 at 22:00| 香川 | Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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