夏会期は一つも行けなかったので、秋会期の瀬戸芸で、家から自転車で5分の四国村へ(笑
少し木々が色づいて、秋らしい四国村になっていました。
パスポート提示で、大人1,000円のところ、半額の500円になります。
ていうか、元々の1,000円が高すぎ。
かずら橋を越えて、登っていくと、様々な作品がありました。
[かずら橋と紅葉]
四国村で最も代表的な作品、ボトルの中にスーツケースが入っています。
[tk15 ラム・カツィール / Suitcase in a Bottle]
tk16の方は、複数の作品で構成されていて、「Place out of Time 流れる瞬間、うつろう場所」。
日米2つの大学による共同プロジェクトだそうです。
東京藝術大学と、シカゴ美術館附属美術大学との30名による共同展だそうです。
2つしか作品ないのかと思っていたら、結構、見どころいっぱいのようです。
続いて、小豆島の農村歌舞伎舞台に行きました。
いつみても、素晴らしい茅葺の家。
ちょうど、今日の日経新聞で茅葺特集が組まれていました。
茅葺ができる職人は全国でも200人しかいないのだとか。
さて、旧山下家住宅から、tk16のA〜Rまでの21組のアーティストによる作品が展示されています。
[tk16 A-1 ビリー・カーターランキン(Billie Carter-Rankin) / ホールディング・オン(ビリー・カーターの記憶)]
靴を脱いで上がることができ、作品を間近で楽しむことができます。
こうした工夫も瀬戸芸ならではですね。
[tk16 A-2 高木彩圭 / 与えられた椅子]
旧河野家住宅の前の広場にも作品がありました。
[tk16 B 長島友治 / なんか流れて来た]
住宅の中にも作品がありました。
[tk16 C 保科豊巳 / 思考する井戸2019]
井戸の中を覗くと。。。。
[何が写るかは、行ってのお楽しみ]
Dは力石のところにあった作品。作品名は控えるのを忘れてしまいました。
[tk16 D 橋本瞭 / 力石]
このあたりから、砂糖〆小屋です。
讃岐三白といって、昔は、讃岐は砂糖の生産がとても盛んでした。
この砂糖〆小屋の中には、なんと、ウシが!
回っていました。。。。シュールやなぁ。。(笑
でも、この作品が一番印象的でした。今日イチの作品です。
[tk16 E 伊東五津美 / 砂糖うし小屋]
少しいった別の砂糖〆小屋にも展示がありました。
[旧河野家住宅]
ぼやけた各国の方の写真が布地に印刷されていて、様々な国の語りがスピーカーから流れます。
[tk16 F Shu Yan / Where Are You From?]
さらに上がっていくと、四国村ミュージアムです。
ミュージアム敷地内にも、作品が一つありました。
ドナルド・トランプ大統領を風刺しているようです。
[tk16 G Dan Price / いい男は見つけるのが難しい:男たちと撮り越し苦労]
四国村ミュージアムを後にして、旧大久野島燈台に行きました。
一人ずつ入って、戸とカーテンを閉めるとなんか見えてきます。
うーん、よーわからん。
[tk16 H 滑惜子 / 再び、見る、消え去る光]
燈台の横にある建物にも、いつくか作品があります。
フラスコを絶妙な角度から映写していて、とてもセンスが良いですね。
[tk16 I 諏訪葵 / 水面を連ねる]
[tk16 J-1 Alan Labb / 地図のすべて]
[tk16 J-2 レイク真由美 / ユニゾン(積乱)]
途中で立派なススキを発見。見事です。
流政之さんの「染が滝」に下りてきました。
畳の形をしたものが浮かんでいました。
[tk16 K Jennifer Traina-Dorge / 私たちは死なないことに決めた]
この隠居屋の作品を見ようと思って中に入ったのですが、靴下が真っ黒になるので、やめた方が良いです。
[tk16 L Michael W.Shuneider / 隠居屋]
[tk16 M Chelsea Emaukhagbon / どれだけのものを私が背負っているか、あなたは知らない]
アーチ橋の下にはたくさんの風鈴がありました。
秋風に吹かれて、いい音色です。
てっきり日本の作家かと思いきや海外の作家でした。
[tk16 N Olivia Alonso Gough / 懐かしい]
作品 tk16 O(Ferrell Garramone / (長いさよなら)こんなのにお金を払ったんじゃない) は見落としてしまいました。
たしかカプセルか何かだったと思います。
旧前田家にも作品がありました。
[tk16 P Elizabeth F Cote / 崩壊]
丸亀藩斥候番所にも作品がありました。
上がってみることができます。こちらは靴下が汚れませんでした。。
[tk16 Q-1 小林みなみ / フェンス]
[tk16 Q-2 堤有希 / いつかのくらし]
最後に、旧吉野家住宅です。
たこつぼがいっぱいある家ですね。
まさにゴミ山といった感じ。これも芸術なんですね。。。。
[tk16 R E.Saffronia Downing / 漁師のごみ山]
秋会期の終わりは、11/4(月)です。
私には理解の及ばない作品もありましたが、四国村の古民家(ほとんどが指定された文化財ですよ)とマッチングした作品が多く展示されていて、見ごたえあります。
みなさん、お早目にご覧ください。