北海道滞在中、天気が良いのは初日のみなので、午後でも登れる山ということで、樽前山に登ることにしました。
堂々たる溶岩ドームを持つ、非常に特徴的な山容の山です。
〇北海道・樽前山(1,041m) 日本二百名山 晴れ
千歳でレンタカーを借り、支笏湖方面まで1時間程度走ると、樽前山駐車場に到着します。
樽前山は、アイヌ語で、タオロマイ(川岸の高いところ)という意味からきているのだそうです。
[借りたレンタカー「ルーミー」(ラッキーなことに、ほぼ新車でした)]
途中、道がダートになるので、運転は注意です。
ただ踏み固められたダートなので、普通車でも問題なく走破できます。
駐車場の奥が登山口になっています。
しばらく、低木の中を進みます。
この日は、北海道といえども、気温33~35度。灼熱地獄の中を進みます。
汗が本当に滝のように出ます。
しばらくすると、支笏湖が見えてきました。
大きな湖です。
この山も、支笏カルデラの一つです。
素晴らしい景色です。暑いですけど。
さらに登っていきます。大きな山容です。
なだらかに巻き道なので、勾配が緩やかなのですが、軽石がごろごろしていて、非常に歩きづらいです。
転ぶこと数回。Jetstarの荷物制限のため、登山靴は今回持ってきませんでしたが、この山に登る場合はグリップのある登山靴をお勧めします。
尾根につきました。
見事な溶岩ドームである「樽前ドーム」が目の前に広がります。
[西山・東山分岐]
向かって右手が、東山(1,022m)、樽前ドームは入山禁止のため、この東山が人が行けるもっとも高い山となります。
向かって左手が、西山になります。
しかし、特徴的な山ですね。
[樽前ドーム]
東山を登っていきます。
相変わらず、足場が悪く、滑りやすいです。
また、遮るものが何もないため、本当に灼熱地獄です。
東山に到着。あっけない山頂到達です。
この東山には立派な一等三角点があります。
[樽前山 東山 山頂]
東山から見る、支笏湖です。
[支笏湖]
目の前には、支笏湖の手前に、風不死岳(ふっぷしだけ)が見えます。
ヒグマが多くいる山として知られています。
東山から縦走もできるそうですが、ヒグマと戦う勇気はありません。。
[風不死岳]
いい天気でよかったです。
東山から見る、樽前ドームは迫力満点です。
来た道を戻ります。
沿道には多くの花が咲いています。
こんな荒涼とした火山でも、しっかりと根を張っています。
[シラタマノキ]
[タデ]
[イワギキョウ]
帰りはとても滑りやすく、思ったより手こずります。
どんどん下っていきます。
大量の汗をかいて、やや熱中症気味。
この後、ホテルを予約してある、ニセコの方に向かいます。
私が火山に登ると、2年以内に噴火するので、ちょっと心配。
噴火しませんように。。。
(過去に、霧島連峰、阿蘇山、御岳山、草津白根山で、登山後に噴火)