旧東海道 品川宿を歩く : JK徒然日記

2020年09月27日

旧東海道 品川宿を歩く

今日は、在宅ワーク拠点から、品川まで散歩。

品川駅の「南」に、(ややこしいけど)京急の北品川駅があります。

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[北品川駅]

この北品川駅の隣から、昔にぎやかな往来のあった、旧東海道の街道があります。

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[北品川駅横の踏切のあたりから、旧東海道の街道が続きます]

今日のお目当てはこれ。前からこの街道を歩いてみたかったんだよね。
前回、浮世絵展で、品川宿から見た風景がとても綺麗で、昔はこの横は海だったんだよな、なんて思いながら歩きました。
江戸時代は海辺で、遠くに富士山が見渡せました。

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途中、北品川にある、ロビンソンクルーソーカレーハウスで、御殿山カレー(キーマカレー)Lサイズ950円をいただきました。
10辛(+100円)を選びましたが、あんまり辛くない。これなら50辛は余裕だったな。

そうですね。。。普通に、美味しいカレーだと思います。

なぜか勘定は、1000円でした。ひょっとして10辛ではなく5辛だった?まぁいいか。

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北品川から新馬場まで、商店街が続きますが、そこまで活気がある感じではありません。
かといって、観光客目当てという感じでもなく、地元の人のための店ですね。
あまり、観光地化はされていないようです。

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[旧東海道沿いの店]

東海道沿いを少し海側に入ってみました。
大正時代の橋がかかるなど、雰囲気ありますね。

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屋形船が多く停泊するエリアに来ました。

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[品川浦船留まり]

停泊した屋形船で宴会しているグループを発見。
なるほど。船の上は開放感あって、密にならずにすむからよいかもです。

屋形船の皆さんも、コロナにめげずに、頑張ってほしいですね。

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[鯨塚(奥にあります)]

1788年に、一匹の大きな鯨が迷い込み、漁師によって捕獲され、その供養のための塚が利田神社の隣にあります。

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[利田神社]

さらに進むと、台場小学校があり、その横に、御殿山下台場砲台跡があります。

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[御殿山下台場砲台跡]

1853年のペリー来航で脅威を感じた江戸幕府が築造した砲台のうちの一つです。
五角形の砲台で今での街並みにその面影を残します。

灯台はその後に建てられた灯台のレプリカで、本物は明治村にあるそうです。

東海道に戻ります。

街道沿いには松が植えられています。
この松は、袋井宿から寄贈されたものだそうです。

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品海公園に来ました。
品川宿の碑があります。

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[品海公園]

この街道は3kmほど続きます。

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街道沿いにはお寺や神社も非常に多いです。
震災や戦争の影響を受けなかった地区だそうです。

天保の大飢饉の際は多くの人が亡くなったそうで、この法禅寺にまつられているそうです。
ここには昔、品川小学校がありました。

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[法禅寺]

路地も多く、ノスタルジックで良い雰囲気ですね。

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本陣跡にやってきました。現在は聖蹟公園として区民憩いの場となっています。
ただ、面影は全くないですね。もうちょっと、整備すればよいのにね。

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[聖蹟公園(品川宿本陣跡)]

目黒川を渡ります。

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目黒川にはいくつも橋がかかり、この川に沿ってウォーキングも気持ちよさそうです。

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レトロな家もありました。

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少し海側に入った路地には、今でも海岸線の堤が残っています。

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また、東海道に戻ります。
松が所々に植わっていますね。

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荒神さまにやってきました。

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[海雲寺 千躰荒神堂]

本堂はなかなか立派です。

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立会川が近くなってきました。
ここにかかる橋は、浜川橋となっていますが、以前は、泪橋と言われていました。

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立派なコンクリートの橋です。
鈴ヶ森刑場に行く罪人が、この世や家族との最後の別れを惜しんだ場所なんだそうです。

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[浜川橋(泪橋)]

泪橋から少し海側に歩くと、海にたどり着きます。
今でも多くの船が泊まっています。

浜川砲台跡があると地図にあったのですが、何もありませんでした。

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やはり3kmはなかなか遠いね。晴れてきました。

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[綺麗に整備された旧東海道]

この旅の終点は、ハッピーエンドで終わりたいところですが、残念ながら、大森にある鈴ヶ森刑場です。
江戸時代に多くの裁きがあり、220年の間に数十万人が、ここで刑を執行されました。
井原西鶴の『好色五人女』で、一躍有名となった、八百屋お七もここで亡くなっています。

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[鈴ヶ森刑場]

悲しい場所ですね。。。

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[首洗いの井戸]

江戸への入り口に位置しているので、見せしめの意味もあったのでしょうね。
明治4年まで使われていたというから驚きです。



posted by jouji117 at 16:46| 香川 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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