熊倉山(966m)〜生藤山(990.3m)〜和田峠 17km笹尾根縦走 : JK徒然日記

2020年11月08日

熊倉山(966m)〜生藤山(990.3m)〜和田峠 17km笹尾根縦走

今日は午後から天気が良いとのことで、初秋に行った陣馬山〜高尾山の「笹尾根」縦走がとても気に入ったので、そのさらに西にある生藤山(しょうとうさん)付近の山々に登ってみることにしました。

今回は、熊倉山(966m)〜三国峠(960m)〜生藤山(990.3m)〜茅丸(1019m)〜連行峰(1016m)〜醍醐丸(867m)〜和田峠(690m)と、17kmにおよぶ笹尾根縦走です。
笹尾根は、多摩川水系と相模川水系の分水嶺にもなっています。

都営浅草線、三田線、新宿線、京王線、JR中央線を乗り継いで、山梨・上野原駅へ。

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[安旅の強い味方 馬車軌間の京王電鉄 笹塚駅にて]

JRで行ってもよいのですが、通しで乗ると運賃がとても高いので、行けるところまでは京王電鉄を使います。
今回は高尾駅まで京王電車で行き、そこでJR中央東線に乗り換えて、上野原駅で下車。

途中、相模湖や藤野といった、神奈川県相模原市の駅を通るのがいつも違和感あります。
東京から中央線で行くと、隣は山梨のイメージが強く、なんで、一瞬だけ神奈川があるの?って。
このあたりだけ、神奈川県が北にせり出しているのですね。

山梨の上陸は、昨年11月の瑞牆山登山以来です。
なんか、毎年、この時期には、山梨に来ている気がします(笑
紅葉の季節になると、自然と足が山梨に向くんですね。

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[JR 上野原駅]

上野原駅は、山梨の最東端にある駅です。

上野原駅の南口を降りたら、富士急バスのバス停があります。
ほとんどの登山客は三頭山方面のバスに乗っていて、私が向かう生藤山の登山口、井戸バス停に向かう客はたった3名。
しかもうち2名が途中で降りてしまい、終点まで乗っていたのは私だけでした。

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[誰も乗っていない富士急バス]


今回のコースタイムです。

[コースタイム] 計5時間
井戸バス停(10:10)=>軍刀利神社本宮(10:35)=>熊倉山(11:45)=>三国峠(12:10)=>生藤山(12:15)
生藤山(12:20)=>茅丸(12:35)=>連行峰(12:55)=>醍醐丸(13:45)=>和田峠(14:20)=>陣馬高原下バス停(15:15)

標準コースタイムは5時間35分のため、コースタイム倍率は0.89倍。
昨日、逗子で歩きすぎたせいもあってか、あまりペースは良くありませんでした。

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●東京/山梨 熊倉山(966m) 曇り

井戸バス停から、しばらくは車道歩き。
今回は、山梨・上野原市・井戸地区から、熊倉山・生藤山に取り付きます。

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上野原ののどかな山村が広がります。日本の原風景って感じ。

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このあたりは、ゴルフ場の開発が進み、山が削られまくり。残念ですね。
私がゴルフをしない理由に、20年以上患っている左手の痺れがあるのですが、もう一つの理由は、この大規模な自然環境破壊です。

さて、県道から右に、井戸集落に入ります。

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しばらく歩くと、立派な鳥居が見えてきました。
軍刀利(ぐんだり)神社の鳥居ですね。

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山梨は紅葉真っ盛り。どこまでいっても、色とりどりです。

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軍刀利神社の社務所がありました。

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社務所の先に、トイレがあります。
この先はトイレが無いので、貴重です。

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トイレを出ると、サワガニが待ってくれていました。

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軍刀利神社の見事な階段。
自然の石をそのまま使っています。
転びそうになるので、慎重に歩を進めます。

2名、参拝者がいました。

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軍刀利神社の本宮。とてもシンプルです。
日本武尊東征に由来する巨大な剣が立っています。
お参りをして、山旅の無事を祈ります。

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[軍刀利神社]

大きな木刀?のようなものが飾ってありました。

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さらに、先に進むと、奥の宮に到着。
ここには、巨大な桂の木があります。山梨県指定の大桂です。

これは一見の価値ありです。

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[大桂]

この奥の院の左を巻いていくと、登山道です。
まっすぐ行く道と、右で渡渉を経ていく道がありますが、右に行くのが正解。
分かりづらいので、注意です。

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生藤山ではなく、三国山の表示で、行先案内が続きます。

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植林帯を抜けて、自然林が多くなると、紅葉の本番です。

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途中で、熊倉山と三国山・生藤山の分岐がありました。
今日は、三国山・生藤山を登って、そのまま、元のバス停まで戻る予定だったのですが、体力が思ったよりもありそうだったので、熊倉山に行ってみることにしました。

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尾根が近づいてきました。

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ここから、笹尾根の縦走区間になります。
熊倉山方面を目指します。

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尾根道は適度なアップダウンがあり、とても歩きやすいです。
マイナーなのか、あまり歩く人もいません。日曜なのにとても静かで、四国の山かと思うくらいです。

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急坂を上ると、軍刀利神社元社(950m)があります。
武神として日本武尊を祭神とする神社で知られる神社で、昔は武田信玄も厚く信仰していたとか。

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[軍刀利神社元社(950m)]


一面が紅葉です。

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次のピークは、軍荼利山(970m)。
軍刀利神社も、元々は、軍荼利(ぐんだり)と書いたそうです。

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[軍荼利山(970m)]

さらに、先を進みます。

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写真ではなかなか伝わりにくいのですが、とても紅葉が綺麗で、見とれてしまいます。

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快適な縦走路を進みます。

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さらにしばらく歩くと、熊倉山に到着しました。

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[熊倉山からみる景色]

ベンチがあり、くつろげますが、あまり眺望は良くない。
引き返し、生藤山を目指します。

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[熊倉山山頂]

先ほどの、軍刀利神社元社を過ぎて。。。

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リンドウが咲いていました。
四国の山でも秋に良く見かけます。

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どこもかしこも、紅葉が見ごろです。

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●東京/神奈川 生藤山(990.3m) 関東百名山、藤野町十五名山 曇り

この縦走路は、ピークがいくつもあるので、飽きなくてよいですね。
また、自然林は目を楽しませてくれます。

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先に進みます。

やはり、今日も、歩きながら、考えることは仕事の事。
いつも、登山中は、あれしてこれして、みたいな、来週の計画を練っていたりします。

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でも、そのように考えていると、キツい登りもあまり苦にはなりません。

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[関東ふれあいの道]

関東ふれあいの道の碑はいたるところにあるのですが、「陣馬高原下」(東京側のバス停)の文字を見て、思いました。
そうっか。元のバス停に戻るのも芸が無いので、ここはひとつ、山梨から神奈川を経て、東京側に下ってみるか。

というわけで、急遽予定を変更し、和田峠を経て、陣馬高原下バス停まで歩くことにしました。

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なだらかな登りを登りきると、三国峠(三国山)に到着。
多くのハイカーがベンチで昼食中でした。結構登っていたのね。
道ではほとんど見なかったのにな。

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[三国峠(960m)]

この三国峠は、その名の通り、東京都(武蔵国)・神奈川県(相模国)・山梨県(甲斐国)の1都2県にまたがる、都県境の山。
都で、三都県にまたがるのは、ここと、雲取山だけだったと思います。

眺望が良いとのことでしたが、イマイチでした。
人も多いので、ここでは休まず、本日の目的の山、生藤山を目指します。
歩いて10分程度。

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生藤山に到着。なんか山頂っていうよりは、縦走路の途中にある感じです。
でも、関東百名山。

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[生藤山山頂]

眺望はありません。ここで、コンビニで買ったおにぎり2個をほおばります。
山で食べるものは何でも美味い!

ここから先の紅葉がとても綺麗でした。

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歩いているだけで、気分がルンルンになります。

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木々の先には、大岳山でしょうか。

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しかしながら、見事な雑木林です。
首都圏にもこうした自然が残されていってほしいですね。

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生藤山を後にして、先に進みます。
今回はあまり休まず、継続的に歩き続けることにしました。
結局、休憩したのは、生藤山での5分だけでした。

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茅丸と、それをエスケープする巻き道がありました。
茅丸は今回の縦走路の最高峰ですので、行ってみることにしました。


●東京/神奈川 茅丸(1019m) 藤野町十五名山

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なんどかニセピークを経て、茅丸に到着。
今回の縦走の中では、最高峰の茅丸で1019mの標高があります。
いつの間にか1000m超えてました。

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山頂では、アマチュア無線?の人が、一人で大きな機材を抱えて、なにやら仲間たちと交信していました。
日本語なんだけど、専門用語が多すぎて、オードリーの春日語みたいな感じ。

ここが一番景色が良かったので、ゆっくりしたかったのですが、無線の邪魔になってもいけないので、下山しました。
残念。。

生藤山よりも、茅丸がおススメです。

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[茅丸(かやのまる)]

茅丸の下りの紅葉は特に綺麗でした。

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素晴らしい!
今日は天気予報のように快晴ではなく、終始曇りだったのですが、一瞬だけ空も晴れてくれました。

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醍醐丸、和田峠方面を目指します。

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このあたりは結構、アップダウンがあり、体力を消耗します。

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連行峰(1016m)に到着。
説明版には、連行山と書いてありました。

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[連行峰(1016m)山頂]

下っていきます。

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途中、「山の神」という分岐点に到着。
柏原竜二選手が通ったのか?

ここから、南側の和田集落に出ることができます。

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[山の神]

さらに進むと、消えて読めないけど、何らかの山名を表す札がありました。

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ヤマケイオンラインでは大ゾウリ山(837m)となっているあたりです。

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[大ゾウリ山(837m)?]

この縦走路は巻き道がしっかり整備されていていいですね。
四国の山ではこうはいきません。普通に、ピークを登らされます。

醍醐丸を目指します。

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いくつかの巻き道がありますが、すべてピーク側を通ります。

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ん〜。アップダウンがキツい。
筋肉痛になるほどでは無いですが。

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マムシ草の実でしょうか。毒々しい赤ですね。

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醍醐丸に到着。
やはりこれも、ピークというよりは、縦走路にある途中の丘といった感じ。

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[醍醐丸(867m)]

下ります。

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ここからはどんどん下っていきます。

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和田バス停との分岐である、醍醐峠に到着。

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[醍醐峠]

植林帯を下っていきます。

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途中、見事な大木を発見。

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祠が見えたら、もうすぐ和田峠です。

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車道に到着。

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最初、これを和田峠と勘違いしていました。
そういや、駐車場無いしなぁ。。。

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あれ、陣馬高原下バス停は、右のはずなんだけど。。。。。
なんで左?しかも左の方が未舗装路になっていて、怪しい感じ。

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まあ、少し行ってダメなら引き返すか、と思い行ってみると。。。。
ありました。和田峠が。

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[和田峠]

峠の茶屋は営業していました。
駐車場にも結構、車停まっていましたよ。

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[和田峠開通の碑]

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[和田峠にある陣馬山登山口]


和田峠からはひたすら車道を下ります。
私が最も嫌いとする下り方です。

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[奥多摩の山々]

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[陣馬山登山口]

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[ヘアピンカーブが続きます]

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[前回、陣馬山に登った際に使った登山口]

バス停のある集落が見えてきました。
この車道歩き、結構、足にきます。疲れた〜。

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[石垣と家の塀の乗っかり方が見事]

陣馬高原下バス停に到着。
時刻表だと、毎時25分に出るはずなんですが、臨時便が出ているようで、17分ごろ、途中のバス停をすっ飛ばす急行バスを出していました。
しかし、満員だったので、私は各バス停に停車する25分発のバスで、高尾山まで帰りました。

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[陣馬高原下バス停]

新宿駅で、大江戸線の新宿駅が見つからず、新宿西口駅から乗ってしまうというハプニングがありましたが、特に事故も無く、素晴らしい紅葉狩りをすることができました。

明日への活力ですね。




posted by jouji117 at 20:15| 香川 ☀| Comment(0) | 登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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