今日は昨日と違って一日中快晴。
山に行くか迷いましたが、山種美術館で開催中の東山魁夷の展覧会(税込1,300円 現金のみ)を見たくなり、自由が丘駅から東急に乗って渋谷へ。
自由が丘駅まで行く途中、散りかけでしたが、奥沢神社の紅葉とイチョウのコントラストが見事でした。
[奥沢神社]
自由が丘は人が多いですね。
コロナなどどこ吹く風、本当に人出が多いです。
[自由が丘駅前]
そこから、広尾まで散策して、山種美術館に行きました。
[山種美術館]
私は東山魁夷の絵が大好きなのですが、山種美術館では、あの名作「京洛四季」4点が展示されると聞き、どうしても見たくなったのです。
特に、冬の名作「年暮る」を間近で見ることができ、鳥肌が立ちました。
親交のあった、川端康成の言葉をきっかけに着手されたこの作は、古都の四季、日本人の無常のわびさびを極限まで突き詰めて表現されています。本当に素晴らしいの一言。
また、東山魁夷を含む皇居宮殿の装飾を手掛けた日本画家に対して、山種氏がお願いして書いてもらった、皇居とはちょっとだけ趣向を変えた絵も展示されていました。
東山魁夷の「満ち来る潮」は、皇居に飾られている穏やかな海の波とは異なり、岩に打ち付ける波しぶきをプラチナ箔と金箔を使い、見事に表現されていました。