本 : JK徒然日記

2022年04月22日

関東百名山

関東の山を登りつくしたく、とうとう購入しました。
登山適期、交通手段、ルートなど、詳しく網羅されていて、秀逸な本です。
ただ、高低差が分かりにくい。。

週末役に立ちそうです。


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2022年04月15日

岩石図鑑 西本昌司 著

石好きの私が山登りの際に、岩石判定をするために購入。
クレヨンしんちゃんのボーちゃんですわ。笑

岩石の成り立ち、分布、派生岩石や地域特性などを網羅しており、素晴らしい本です。
あえて苦言を言うと、老眼が進む私には文字が小さすぎる。。。。

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2022年01月14日

[図解] アンガーマネジメント超入門 「怒り」が消える心のトレーニング 安藤俊介 著

普段、怒ってばかりの私。
アンガーマネジメントの重要性が叫ばれるようになり、ちょっと読んでみました。

いわゆるHow toレベルのマネジメントが書かれていて読みやすいです。
漫画の挿絵があるのも良いですね。固執せず「逃げるが勝ち」的理論にも納得です。

ただ、実際の実体験で、こう克服したとか、そういうエッセンスをもっと読みたかったかも。
本当に怒りや恨みのある方は、もっと深層で根深いものがあり、そうした人たちにはこの本の内容で果たして克服できるのかなと思いました。





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2021年11月24日

遣唐使船 東野治之著

遣唐使船の歴史を細かく描写した本。

作者独自の調査はふんだんにあり、なかなか秀逸な本です。

例えば、遣唐使をかたくなに拒んだ大使がいたことや、唐についても、都のあった長安まで行けたのはほんの一握りであったこと、また、日本の天皇は世界絶対の立場だったのに対して、唐の皇帝も世界の絶対君主であり、隣国は全て蛮国であったため朝貢という建前だったのですが、日本は国内ではそれをひた隠しにして、中国に対しては朝貢の立場を取っていたことなど、とても興味深いです。

そこまでして遣唐使を行った理由は、朝貢に対して与えられた中国からのお土産が莫大であったこと、また当時最先端の国だった唐の先進的な書物や文化を学べたことがあります。滞在費も全て唐が出していたそうで、唐にとってみれば有難迷惑だったようです。


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ここ5年でも5本の指に入る面白い本で、スラスラと読めてしまいました。



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2021年10月26日

経済成長主義への訣別 佐伯啓思著

ひたすら経済市場主義を追い求める現代を戒め、本当の幸福とは何かを問う本。

スモール・イズ・ビューティフルなど、数々の名著の解説もあり、とてもためになります。
生と死とは何なのか、考えさせられる本です。

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経済書のようで、実は哲学書です。

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2021年09月09日

「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書 西山茂 著

PL、BS、キャッシュフロー計算書の見方をポイントを押さえてわかりやすく説明しています。

この手の本は多くでていますが、この書は、実際の企業を複数比較して紹介して、うまく特徴を掴んでいて、秀逸な本です。

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2021年08月11日

2052 今後40年のグローバル予測 ヨルゲン・ランダース著 再び読むと・・・一理あるかも

昨年参加する予定だった研修で利用する本。
その研修がコロナ禍で中止となり、今年は開催される見込み。

再び事務局から課題が出て、同じ本を読んでおくようにと言われました。
昨年読んだ本ですが、この1年で大きく世の中が変わりました。

アメリカの大統領が、トランプ氏からバイデン氏に代わり、気候変動への対処、車の電動化、ゼロエミッションな発電の加速にシフトするようになりました。

この本が出版されたのは、2012年。
この本では、気候変動への対処に、人類はGDPの4%のコストをかける必要があるが、自由主義経済のため遅々として進まず緩やかなものになると書かれています。

対処における投資には、自発的投資と、強制的投資に分かれると説いています。
自発的投資は、気候変動を抑えるようなゼロエミッションを実現する様々な技術革新や投資。例えばCO2の回収と貯蔵。
強制的投資は、気候変動によって海面上昇が発生するため、海の護岸に投資するといったことです。
その自発的投資は遅々として進まず、人類が10年以上、気候変動で苦しみぬいて初めて対応を始めるようになると書かれています。
まさにその通り。2000年に入り、大型台風やハリケーン、40度を超えるような真夏。度重なる線状降水帯や、サンゴの死滅。
どの結果として、今の動きがあるのだと思います。


昨年読んだときは、中国を高く持ち上げ、社会主義的思想に拘泥した左翼が書いたくだらない本で、「何を絵空事を」と思いました。
しかし、再び読み返したら、ランダース氏が言っていた、気候変動に目を向けざるを得ないことは、現実となっており、改めて驚愕の本だなと思いました。

ただ西側の自由主義経済では切羽詰まるまで自発的投資はされず、中国のような国家管理型経済がイニシアティブを取るという意見には反対です。自由主義経済は、政府が舵を切りさえすれば、それにこたえる形で、様々な産業が新たに勃興します。
例えば、全個体電池やそれに使われる正極、負極材がよい例です。
国家管理型経済は、トップダウンでスピーディですが、メンツを重視するあまり、ハリボテ感が否めません。



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2021年05月11日

超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける 五百田達成 著

いかに効果的な雑談を自然に行うことが出来るかを説いた本。
読みやすく、わかりやすい文体で、簡潔にまとめられています。

私は天性の話下手で人見知りが激しい性格なので、大変参考になりました。
ただ、やはり人と話すのは何年たっても慣れないですね。

あれ?何で営業やってんだろ?



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2021年02月16日

最高の体調 ACTIVE HEALTH 鈴木祐 著

食事、睡眠や自然とのふれあいなどを通じて、体調を整えていくことを説いた本。

まぁ、確かに、そうだよねって内容。

題の「最高の体調」はキャッチーですが、そこまでの内容かなぁと思います。



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2021年02月12日

月1回だけ働くノーリスク・オンライン起業法 山邊英伽寿 著

自分も持つノウハウを有償のセミナー形式で展開することで起業することを説いた本。
確かに、そういうノウハウがあれば、多少は稼げるかもしれませんね。

誰しも、なんらか打ち込んでいることはあると思います。
専門的な仕事では無くても、趣味でも構いません。

そういったノウハウを横展開することで、講演者も、講習者も役に立つという考え方は良いですね。
ただ、なぜか、あまり目新しい内容は無く、文章もやや読みづらいかな。

作者の実体験をもとにしているため、臨場感のある本だとは思います。



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2021年01月04日

日経電子版

ずっと紙の日経新聞を購読してきましたが、やはりデジタルの波でしょうか。
電子版の方が、注目記事の検索に便利で、地方版も全国分が読めます。

二か月無料に釣られて、何年ぶりかに電子版を契約しました。
今年はカーボンニュートラルをテーマにするようです。
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2021年01月02日

現代洗脳のカラクリ 苫米地英人 著

ウォール街など、様々な洗脳の実態をあばく書。
我々は知らず知らずのうちに、国家、メディアやマスコミ、各種企業などからの発信で洗脳されているのだとのこと。

といいながら、著者の考えがやや偏っていて、著者に我々が洗脳されそうになる。
もう少し客観的な視点が欲しいなと思いました。




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2020年12月11日

お家賃ですけど  能町みね子 著

昔は男、今は女の著者による、築40年超の古びた、でも綺麗に磨き上げたアパートと、その大家さん、周りの人などを、とりとめもなく書いた本。

ですます調だったり、である調だったりと、本当に徒然なるままに書いたんだろうなって本。
でも、なんかほっこりしますね。


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2020年12月03日

あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー ひすいこたろう著

毎日を人生最後の1日だと思って生きていけば、かならず間違いのない道を歩むことができる。みたいなことを説く本。

確かに、本の中でも記されていますが、武士道の中では、「武士道というは、死ぬことを見つけたり」とあり、人は死ぬために、この一瞬を完全に生きよということなんだとか。

あんまり力入れすぎると、疲れちゃうけど、かといって、ONもOFFもダラダラと過ごすと、大切な一日を失った気になります。
意味の無い日は無い。失敗しても、つらくても、必ずそれには意味がある。

自殺する人が増えている昨今、読んでほしい本ですね。


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2020年09月06日

ハーバード×慶應流 交渉学入門 田村次朗 著

交渉は相手を打ち負かすのではなく、お互いに価値を最大化するwin-winでなくてはならないという、作者なりの価値感に基づいて書かれた本。

入門書としては、とても良くまとまっており、私のような頭の弱い人間にも、非常にわかりやすい平易な言葉で書かれています。
やや学者肌の書き方であり、臨場感はあまりありません。

私は非常に臨場感(作者が実際に苦労して成しえた話や失敗談など)を本の中では大事にしていますので、その点はちょっと残念でした。

あと、実際のところどうなんでしょう。
お互いの接点を見出せる場面はなかなか少ないのが現実です。

頭でわかっていても、実際はなかなか難しいなぁというのが率直な感想です。


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2020年08月29日

チュートリアル 円城 塔 著

なんともよくわからない本である。

セーブポイントという、ゲームをやっていたらわかる概念を、哲学的に掘り下げた?本。
他人を「ロード」したり、過去に戻ったり、いろいろな要素が凝縮されている。

でも、コロナでバーチャルな世界が急速に進む中、この本は未来を示唆していると思えたりする、ちょっとおもしろい本でした。




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2020年08月18日

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 河合 雅司 著

目を背けがちな、日本の人口減少、高齢化、少子化、労働力人口の減少に真っ向から向き合った書。

久々に良書です。

産めよ増やせよというのは幻想にすぎず、いかに効率的、効果的に、日本が縮んでいくかを解説しています。
特に、私は、国防に対して非常に大きな危機感を抱いているので、人口減少によって、日本の国土や国民が、周りの血も涙もない国々に削り取られていく未来を憂いています。

選択と集中、ある程度強権的な政府が今後の日本で生き残るカギだと思います。




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2020年08月04日

2052 今後40年のグローバル予測 ヨルゲン・ランダース著

自分が勤める会社(研修機関)から、夏休みの宿題で出た本の中で、まずは510ページに及ぶ最も分厚い本を読みました。
どうやら、これは2012年に書かれた本で、そこから40年間で何が起こるかを著者なりの視点で解説した本です。

著者の出身国のノルウェーなど北欧などで進む環境に配慮した高度福祉国家や社会民主主義が理想であり、GDPを追い求めるのではなく、本当の豊かさとは何か、富をどう公平に分配するべきか、どう環境問題と豊かな暮らしを両立させるかを真剣に考えるべきという論調の本です。また欧米に追い付こうとしている東南アジアなどの発展途上国は、欧米のような暮らしはあきらめ無駄のない質素なライフスタイルを送るべきだととも。
かなり左派寄りで、学者チックなうんちく「グレタ」さんという感じでしょうか。
また、昨今のSDGs的な感じですが、うわべだけのSDGsは著者は否定的です。

環境に真剣に配慮した持続可能な社会の実現は誰もが合意すると思うし、私もそうあるべきと思います。

しかし、民主主義と資本主義が暴走すると、短絡的な思考に陥り、環境問題への解決は先延ばしになるが、善意で独裁的な指導者がいる国ならそれを解決できる、というのはやや飛躍した感がありますね。
特に、どうやら作者は中国びいきで、中国の管理されたやり方ならきっとうまく解決できるだろうという、非常に意味不明な結論になっています。これには強烈な違和感を覚えました。んなわけないやろ。石炭を炊まくり、臭い物に蓋をする国をヒーロー扱いですか。

また、例えば、クリーンエネルギーとされる太陽光発電も、寿命はせいぜい20〜30年くらいだし、その後の廃棄コストも馬鹿にならないし、電気の安定的供給に寄与しないし、そういった負の側面にもスポットは当てておらず、うわべだけの論調になっています。

ただ、この本では当然書かれていないし学ぶべきこともないですが、新型コロナの影響によって、人の移動や経済活動が制限されて、結果として皮肉にもCO2削減につながっている点など、新たな世の中の動きを自分なりに見つめなおすには良いかもしれません。この本から学ぶことは少ないですが。。。


最初の30ページ程度のエピローグは、どうやってこの本を書いたのかを回りくどく書いているだけなので、時間の無駄です。
外国の本は、得てしてこういう、壮大な大風呂敷広げたような話が前段に来ることが多いのですが、中身はほとんどありません。 笑

あ、ちなみに、話はそれますが、外国人(特に欧米人)のお給料高そうなお偉い方々の基調講演なんかも同じですね。
具体的な話が無く、ぼんやりとした大風呂敷話が多く、退屈です。
例えば以下のような感じなので、得るものがほとんどありません。

・DX(デジタルトランスフォーメーション)が世界を席巻するようになるだろう。
・我々の企業は、この分野に、30億ドルを投資した。これはすばらしい決断だった。
・DXにより、我々やお客さまの企業活動は大きく変革を迎えるだろう。

また、全体を通して、何度も同じことを、手を変え品を変え、繰り返し言うので、間延び感がひどく、正直510ページも不要で、100ページあれば、書けるんじゃね?って思いますね。それこそ、紙資源の無駄だし、環境に悪い。

あと、直訳的な表現が多く、やたらと注釈のカッコ書きが多くて読みづらかったです。
私は、カッコ書きが多い文章を見ると、「あ、この人は回りくどいな」とか思ってしまい、苦手です。




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2020年04月22日

海外ドラマはたった350の単語でできている Cozy 著

海外ドラマでよく出てくるフレーズを体系的にまとめた本。

非常に読みやすく、かつ、シンプルなので心や記憶に残りやすい。
ここ数年で、イチオシの本です。

彼が明日来ることになって残念。
It's too bad he is gonna come tomorrow.  とか、

彼が明日来たらどうしよう。
What if he comes tomorrow.

了解!
Copy that.

なんて、学校では習わないですもんね。


最近、Amazon Primeで、海外の映画を字幕でよく見るのですが、これを読んだ後に見ると、ちょっとだけすっと入ってくる気がします。
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2020年04月21日

夢をかなえるゾウ3 水野敬也 著

夢をかなえるゾウ シリーズの3作目。
ある、どこにでもいそうな一般的なOLが夢を叶えるために、ガネーシャと課題を一つ一つクリアして、自分に磨きをかけていくストーリー。

「苦しみの先にある楽しみを考えながら、今を苦しむ。」

なるほど、最近ある、さまざまな不安や窮地も、乗り越えられそうな気がします。
水野先生の本は、本当に面白く、笑えるのですが、読んでいてためになるし、すがすがしくなります。

こういうシリーズ本は2作目、3作目、と作数を重ねるほど、面白くなくなることが多いのですが、このシリーズは作数を重ねるほど、より情景が豊かになって面白くなっていると思います。



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