本 : JK徒然日記

2020年09月06日

ハーバード×慶應流 交渉学入門 田村次朗 著

交渉は相手を打ち負かすのではなく、お互いに価値を最大化するwin-winでなくてはならないという、作者なりの価値感に基づいて書かれた本。

入門書としては、とても良くまとまっており、私のような頭の弱い人間にも、非常にわかりやすい平易な言葉で書かれています。
やや学者肌の書き方であり、臨場感はあまりありません。

私は非常に臨場感(作者が実際に苦労して成しえた話や失敗談など)を本の中では大事にしていますので、その点はちょっと残念でした。

あと、実際のところどうなんでしょう。
お互いの接点を見出せる場面はなかなか少ないのが現実です。

頭でわかっていても、実際はなかなか難しいなぁというのが率直な感想です。


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2020年08月29日

チュートリアル 円城 塔 著

なんともよくわからない本である。

セーブポイントという、ゲームをやっていたらわかる概念を、哲学的に掘り下げた?本。
他人を「ロード」したり、過去に戻ったり、いろいろな要素が凝縮されている。

でも、コロナでバーチャルな世界が急速に進む中、この本は未来を示唆していると思えたりする、ちょっとおもしろい本でした。




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2020年08月18日

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること 河合 雅司 著

目を背けがちな、日本の人口減少、高齢化、少子化、労働力人口の減少に真っ向から向き合った書。

久々に良書です。

産めよ増やせよというのは幻想にすぎず、いかに効率的、効果的に、日本が縮んでいくかを解説しています。
特に、私は、国防に対して非常に大きな危機感を抱いているので、人口減少によって、日本の国土や国民が、周りの血も涙もない国々に削り取られていく未来を憂いています。

選択と集中、ある程度強権的な政府が今後の日本で生き残るカギだと思います。




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2020年08月04日

2052 今後40年のグローバル予測 ヨルゲン・ランダース著

自分が勤める会社(研修機関)から、夏休みの宿題で出た本の中で、まずは510ページに及ぶ最も分厚い本を読みました。
どうやら、これは2012年に書かれた本で、そこから40年間で何が起こるかを著者なりの視点で解説した本です。

著者の出身国のノルウェーなど北欧などで進む環境に配慮した高度福祉国家や社会民主主義が理想であり、GDPを追い求めるのではなく、本当の豊かさとは何か、富をどう公平に分配するべきか、どう環境問題と豊かな暮らしを両立させるかを真剣に考えるべきという論調の本です。また欧米に追い付こうとしている東南アジアなどの発展途上国は、欧米のような暮らしはあきらめ無駄のない質素なライフスタイルを送るべきだととも。
かなり左派寄りで、学者チックなうんちく「グレタ」さんという感じでしょうか。
また、昨今のSDGs的な感じですが、うわべだけのSDGsは著者は否定的です。

環境に真剣に配慮した持続可能な社会の実現は誰もが合意すると思うし、私もそうあるべきと思います。

しかし、民主主義と資本主義が暴走すると、短絡的な思考に陥り、環境問題への解決は先延ばしになるが、善意で独裁的な指導者がいる国ならそれを解決できる、というのはやや飛躍した感がありますね。
特に、どうやら作者は中国びいきで、中国の管理されたやり方ならきっとうまく解決できるだろうという、非常に意味不明な結論になっています。これには強烈な違和感を覚えました。んなわけないやろ。石炭を炊まくり、臭い物に蓋をする国をヒーロー扱いですか。

また、例えば、クリーンエネルギーとされる太陽光発電も、寿命はせいぜい20〜30年くらいだし、その後の廃棄コストも馬鹿にならないし、電気の安定的供給に寄与しないし、そういった負の側面にもスポットは当てておらず、うわべだけの論調になっています。

ただ、この本では当然書かれていないし学ぶべきこともないですが、新型コロナの影響によって、人の移動や経済活動が制限されて、結果として皮肉にもCO2削減につながっている点など、新たな世の中の動きを自分なりに見つめなおすには良いかもしれません。この本から学ぶことは少ないですが。。。


最初の30ページ程度のエピローグは、どうやってこの本を書いたのかを回りくどく書いているだけなので、時間の無駄です。
外国の本は、得てしてこういう、壮大な大風呂敷広げたような話が前段に来ることが多いのですが、中身はほとんどありません。 笑

あ、ちなみに、話はそれますが、外国人(特に欧米人)のお給料高そうなお偉い方々の基調講演なんかも同じですね。
具体的な話が無く、ぼんやりとした大風呂敷話が多く、退屈です。
例えば以下のような感じなので、得るものがほとんどありません。

・DX(デジタルトランスフォーメーション)が世界を席巻するようになるだろう。
・我々の企業は、この分野に、30億ドルを投資した。これはすばらしい決断だった。
・DXにより、我々やお客さまの企業活動は大きく変革を迎えるだろう。

また、全体を通して、何度も同じことを、手を変え品を変え、繰り返し言うので、間延び感がひどく、正直510ページも不要で、100ページあれば、書けるんじゃね?って思いますね。それこそ、紙資源の無駄だし、環境に悪い。

あと、直訳的な表現が多く、やたらと注釈のカッコ書きが多くて読みづらかったです。
私は、カッコ書きが多い文章を見ると、「あ、この人は回りくどいな」とか思ってしまい、苦手です。




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2020年04月22日

海外ドラマはたった350の単語でできている Cozy 著

海外ドラマでよく出てくるフレーズを体系的にまとめた本。

非常に読みやすく、かつ、シンプルなので心や記憶に残りやすい。
ここ数年で、イチオシの本です。

彼が明日来ることになって残念。
It's too bad he is gonna come tomorrow.  とか、

彼が明日来たらどうしよう。
What if he comes tomorrow.

了解!
Copy that.

なんて、学校では習わないですもんね。


最近、Amazon Primeで、海外の映画を字幕でよく見るのですが、これを読んだ後に見ると、ちょっとだけすっと入ってくる気がします。
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2020年04月21日

夢をかなえるゾウ3 水野敬也 著

夢をかなえるゾウ シリーズの3作目。
ある、どこにでもいそうな一般的なOLが夢を叶えるために、ガネーシャと課題を一つ一つクリアして、自分に磨きをかけていくストーリー。

「苦しみの先にある楽しみを考えながら、今を苦しむ。」

なるほど、最近ある、さまざまな不安や窮地も、乗り越えられそうな気がします。
水野先生の本は、本当に面白く、笑えるのですが、読んでいてためになるし、すがすがしくなります。

こういうシリーズ本は2作目、3作目、と作数を重ねるほど、面白くなくなることが多いのですが、このシリーズは作数を重ねるほど、より情景が豊かになって面白くなっていると思います。



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2020年04月09日

夢をかなえるゾウ2 水野敬也 著

夢をかなえるゾウの続編。

インドの神様「ガネーシャ」が、今度は、芸人を目指す男性の元に現れ、さまざまな手ほどきをする書。

1冊目よりも、全体としての物語としてまとまっていて、読みやすかったです。

貧乏神の幸子さんがいい味出していました。

夢をあきらめない、そんな姿勢に共感しますが、最後の終わり方はやや欲求不満かな。








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2020年04月01日

神社に行っても神様に守られない人、行かなくても守られる人。岡田能正 著

最近、地下鉄や飛行機に乗る機会が多く、読書が進みます。

さて、ある神主さんが書いた本で、日本人ならではの清貧な作法を守っていればおのずと、まわりが整い、運気が向いてくることを説いた本。

本当にその通りだと思います。
私も出かける際、家が少しでも散らかっていたら、とても気になります。
きちんとしていると、心もすがすがしくなりますね。



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2020年03月29日

自分の頭で考えて動く部下の育て方 篠原信 著

コーチングに近い視点で、部下がいかに自分から動くようになるかを説いた本。

著者の優しさが伝わってくる本ですが、研究所にお勤めのようで、全体としてややぬるい印象。

民間の営業現場はもっとシビアだと思います。




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2020年01月27日

ビジネス・フォー・パンクス ジェームズ・ワット著

久しぶりに本の話を。

あるイギリスのクラフトビール「ブリュードッグ」創業者がいかに、世界中にファンを獲得し、事業を拡大させてきたか、その生き様を描いた著。
いわゆるビジネス書ですが、全てパンクロックになぞらえており、洋書ながら、大変読みやすいです。

やや、パンクロックのたとえが強引ですが。。。

大企業の作法に陥らず、自ら少ない資金でなんでもこなす情熱は、ベンチャーならではですね。

特に初期の頃に、資金集めに苦労していた際、パンク株という独自の出資方式を、ファンに拡大させて、未公開ながら多くの株主を獲得した点は素晴らしいビジネスアイデアだと思います。

We don't think of our fellow equity punks as investors.
They are the heart and soul of our business and our raison d'être.

ただ、日本だと、出資法のからみからどうなるんだろう・・・・

ともすれば、守りに入ってしまう自分を戒めるいい本です。




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2019年10月01日

「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55 古市幸雄 著

記者だった著者が、留学などを通じて、いかに限られた時間を勉強に費やせるかを説いた本。

分かりやすい表現で、実体験をもとに書かれているため、ある程度ためになります。
ですが、一言でまとめると、結局、目標を定めて、それに向かって、いろいろなものを犠牲にして、ストイックに勉強できるか、ということですね。そのため、朝早起きしろとか、椅子はこうしたほうがよいとか、細かく記述されていました。

ただ、あまり私には得るものが少なく、流し読み程度でしたが。。。
私のような、ものぐさはダメですね。。

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2019年09月25日

日本再興戦略 落合陽一 著

秋の夜長は読書ですな。さて、今日も本の論評を。

TVでも活躍されている著者による本。
一言でこの本を言い表すことが非常にむつかしいです。

なんか色々な歴史観などが絡んでいるけど、なんか薄いというか、ぐっとくる臨場感がありません。
結局、注釈だらけで、ツギハギの主張を並べ立てていて、何が言いたいのか、よくわからない本でした。
俺はこんなにすごいんだぜ、っていうのをひたすら聞かされるような、そんな本でした。

ボキャブラリーを増やすために、注釈の語句を理解するのには使えるかもしれませんね。

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2019年09月18日

左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分〜 鈴木孝博 著

単なる自己啓発本かと思いきや、ちゃんとした小説になっていました。

会社に対して自分はどうしたいか、会社の社内政治に巻き込まれ逆境の中でも、どうやって地位を確立していくのか、とても参考になりました。私利私欲に走ってはいけない、リーダーはどうあるべきか、考えされられましたね。

ただ、会社の本来あるべき姿を無視して、会社を乗っ取ろうとする白川社長の解任劇などは、ちょっとあっけなくて迫力に欠けましたね。
もうちょっと、半沢直樹バリのドロドロ感があっても、よかったかもしれません。



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2019年09月09日

妖怪の子預かります 廣嶋 玲子 著

時は江戸時代。子供の主人公が林の中できれいな石を割ってしまったら、その石が妖怪の子の預かり役の家だったとことで、妖怪世界は子があずかれなくなると大問題に。主人公が妖怪奉行所に呼ばれて、代わりに妖怪の預かり役になる話。

内気だった主人公が、妖怪の世話を通して、一人前の人として自立していくさまを生き生きと描いていて、なかなかの良書です。
様々な苦難や困難が人生にはありますが、この本を読むと、すぅーっと気分が軽くなります。

シリーズ本のようなので、次作も読んでみようと思います。

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2019年08月07日

寝てもとれない疲れをとる本 中根 一 著

東洋医学の観点から、現代人の慢性的な疲労の原因とその根本的な解決策を論じる本。
専門家ですが、平易な言葉で書かれており、とても分かりやすいです。

私も調子が悪い時にはプチ断食するのですが、これって、東洋医学的にはいいことなんですね。



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2019年07月11日

世界一受けたいお金の授業 和仁 達也 著

お金儲けを、非常に簡単な財務諸表から導き出す本。
質問に対して著者が答える方式をとっていて、確かにわかりやすいのですが、なんでだろ、なぜか、頭に残らない、印象に残らない本でした。


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2019年07月03日

体育館の殺人 青崎 有吾 著

米国からの帰りはひたすら読書をしていたので、しばらく感想を書くことにします。
まずは、「体育館の殺人」。推理小説ですね。

ある学校の体育館で、生徒が殺されたのですが、この学校のある部屋に住み込む天才学生が、警察そっちのけで、謎解きを行い、事件を解決に導く痛快なお話。

ただ、最後の結末が、え?その人?って感じで、ちょっと拍子抜けでした。
まぁ、読んでください。楽しめます。


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2019年05月13日

犬にきいてみろ  池井戸潤 著

人生初のお見合いに出かけた花咲舞が、お見合い相手の会社社長の窮状をお助けする話。
愉快痛快な花咲舞節が短編でスカッと読めて、ストレス解消になりますね。


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2019年05月09日

人生の教養が身につく名言集 出口治明 著

ライフネット生命会長の著者が、多くの著書と人生観を掛け合わせて、人生の様々な岐路でどう生きていくべきかを説いた本。
この本を読むと、ちょっとした悩みが消えますね。


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2019年01月23日

シリコンバレーの秘密「ITの正体」(湧川 隆次, 校條 浩 著)

アメリカのIT産業、特にシリコンバレーがなぜ、新しい企業が次々誕生し、世界を席捲するのかを解説した書。

技術だけでなく、それをビジネスに変える視点があること、そのため技術者もいろいろな人と交わり吸収する力が素晴らしいこと、失敗してもそれを糧とする文化があること、中心となっているスタンフォード大学では先生と学生に上下関係はなく、学生が主体となってイノベーションを起こしていること、などが書かれていました。

日本はとくに技術信奉がすごくて、ともすれば井の中の蛙になってしまいます。
その点、最近は中国の方が、相当先を行っていますね。
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