今日は、なかなか行く機会の無い、多度津沖にある、高見島に行き、瀬戸内国際芸術祭を堪能することにします。
金曜日を含めると4連休で、秋会期最後の四日間ということもあり、朝から多くの人が列を作っていました。
実は、秋会期の初めに、JAL高松支店さんから、年間パスポートをいただいたのです。。
なかなか、高松に帰る機会が無かったのですが、この度高松に帰れて、この祝日にやっと瀬戸芸に行けます。
たどつ汽船の船で、高見島へ。
コンパクトなフェリーです。
港に着くと、いきなり、作品がお出迎えです。
高さ3m、幅7mあります。
[ta18 Merry Gates 内田晴之]
高見島は現在の人口は20名。
寅さんの映画ロケが行われた頃には非常に栄えて多くの人が住んでいましたが、今となっては、沿岸部だけに島民が住みます。
急な坂を登った民家群はすべて人が住んでいない集落。
そんな家が今回の瀬戸芸の舞台です。
目玉と血のような赤が印象的。
山下さんの作品は、島のギャラリーで購入可能です。
[ta19 Re:mind 山下茜里]
瓦がかわいいですね。
島の最高峰 竜王山への道です。
今回はあまり体調が良くないため、パスです。最近疲れやすくなりました。
[竜王山登山口]
高見島の形が空海が忘れた「、」に見えたことから着想した作品。
[ta14 The Waiting Point Eri Hayashi]
鉄パイプの廃屋を、鉄パイプでよみがえらせ、そこを風が吹き抜ける。。
[ta17 通りぬけた家 鐵羅佑(てつらゆう)]
自然との境界があいまいな状態をあらわした作品。
木の根っこが家まで伸びていました。
[ta16 高見島の木 竹腰耕平]
大聖寺に寄ってみました。大きな鐘があり、その横には、大きなお尻が。
[大聖寺]
高見島で見られる花たちとの出合いを再現。
[ta10 はなのこえ・こころのいろ 小枝繁昭]
シュガーペーストで造形した約350個のバラを使った作品。
徐々にとけていく様も芸術の1ページです。
西山さんの作品は、島のギャラリーで購入可能です。
[ta13 〜 melting dream 〜/高見島パフェ 名もなき女性(ひと)達にささぐ... 西山美なコ]
途中、休憩所で一服。
豚さんがかわいい。
寺社仏閣に無数に貼られた千社札のイメージを重ね合わせた作品。
今回の高見島の作品群の中で、一番印象に残りました。
[ta15 かたちづくられるもの 鈴木健太郎]
古家の屋根や壁に直径1cmほどの小さな穴を開けてアクリル?の棒が差し込まれています。
外からの光が柔らかく注ぎます。
[ta08 うつりかわりの家 中島伽耶子]
築80年の家屋に巨大なアート。
[ta07 過日の同居2022 藤野裕美子 1F]
なかなか迫力ありますね。
[ta07 過日の同居2022 藤野裕美子 2F]
島の坂と人の住まなくなった廃村。
島では、会期中、2か所で食事、1か所で軽食を食べられます。
そのうちの一つがここ。10時頃に行ったときには、早く食べられて13時と言われ、あきらめました。
このレストランのテラスが作品です。
[ta11 海のテラス 野村正人]
「海のテラス」横に設置された、高さ3メートル、横幅6メートルの大きな壁。
ガラス越しに瀬戸内海を見ることができます。
[ta20 FLOW ケンデル・ギール]
荒々しい海と静寂な海という対照的な存在をイメージした作品。
陰影がとても素敵です。
[ta05 まなうらの景色2022 村田のぞみ]
集落から見る高見港。
のどかな風景ですが、着々と、限界集落の足音が。。。
島の石垣は本当に見事です。
壁に貫通したアクリル板が照らす光が素敵な作品。
この作品だけ港の近くにあります。
[ta02 時のふる家 中島伽耶子]
フェリー出航の5分前ギリギリに乗船。危なかった。。。
ただ、この日は臨時便が多く出ていたので、乗り過ごしても1.5時間待ち程度ですが、やることが無いので乗れてよかった。
●多度津・いけこうどん
ランチは、多度津港にある、「いけこうどん」で。フルサービスの店です。
残念ながら鴨は売り切れ。
肉うどん(中)セット750円を頼みました。
天ぷらと雑穀ご飯のセット。むちゃくちゃ安くないですか?
天ぷらは・・・うーん、どうでしょうか。ちょっと油っぽい。
うどん自体はモチモチとした独特の食感で美味しいですが、肉うどんのツユが混ざって、ちょっと出汁が。。。
うどん自体が美味しかったので、今度来る時は、かけうどんやな。
posted by jouji117 at 18:42| 香川 ☀|
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