芸術 : JK徒然日記

2020年05月21日

アンドレ・ブーリエのリトグラフ

安く購入出来ました。

アンドレ・ブーリエ(Andre Bourrie フランス 1936-)のリトグラフ。
題名は不明ですが、たぶん「昼下がりの停泊」かな。

125部限定。
直筆サインとエディションナンバーあり。

モネに通じる幻想的な描写が特徴的です。

水辺にまつわる絵を多く描いています。
サロン・ドートンヌ会員です。

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2020年05月09日

セルジュ・ラシス 「窓辺の婦人」

あるアトリエから購入しました。もちろん本物。

セルジュ・ラシス(フランス Serge Lassus 1933-)は、1993年にフランス作家大賞を受賞した画家で、馬の絵で知られています。
ですが、彼のもう一つのモチーフは、女性を描くことです。
この作品も、婦人が描かれています。


作者直筆サインのあるリトグラフで、EA版、証明書付きです。

EAは、epreuve d'artiste(エプルーブ ダルティスト)の略で、作家保存版の意味です。

通常、リトグラフなどの版画の場合、石版に対して、200〜300部程度、転写をしたら、打ち止めにします。
その上で、転写をした版画一枚一枚に対して、画家がサインとエディションナンバーを書き入れることが多いです。

ただ、販売するエディションのほかに、画家が自分のストックに置いておいたりするものがあります。
それを、EAと呼んでいます。
EAの場合、E.A.とだけ書かれる場合もあれば、EAにもナンバーを記すケースがあり、今回の場合は、EAとして、限定50部刷っているようです。

夏らしい爽やかな作品。
額が軽いので私の安普請の家でも、飾りやすいです。

ラシスの得意とするモチーフの「馬」が無いため、非常にリーズナブルな価格で買えました。

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2020年01月19日

日本伝統工芸展

いつもの甘露でランチをいただきました。

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ランチの後、今日が最終日の、日本伝統工芸展を見に、香川県立ミュージアムに行ってきました。
蒔絵、漆器、螺鈿など、ため息が出るような一級品が並んでいます。

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目の保養になりました^_^

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2019年10月20日

四国村で瀬戸内国際芸術祭

夏会期は一つも行けなかったので、秋会期の瀬戸芸で、家から自転車で5分の四国村へ(笑

少し木々が色づいて、秋らしい四国村になっていました。
パスポート提示で、大人1,000円のところ、半額の500円になります。
ていうか、元々の1,000円が高すぎ。

かずら橋を越えて、登っていくと、様々な作品がありました。

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[かずら橋と紅葉]

四国村で最も代表的な作品、ボトルの中にスーツケースが入っています。

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[tk15 ラム・カツィール / Suitcase in a Bottle]

tk16の方は、複数の作品で構成されていて、「Place out of Time 流れる瞬間、うつろう場所」。
日米2つの大学による共同プロジェクトだそうです。
東京藝術大学と、シカゴ美術館附属美術大学との30名による共同展だそうです。

2つしか作品ないのかと思っていたら、結構、見どころいっぱいのようです。


続いて、小豆島の農村歌舞伎舞台に行きました。

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いつみても、素晴らしい茅葺の家。
ちょうど、今日の日経新聞で茅葺特集が組まれていました。
茅葺ができる職人は全国でも200人しかいないのだとか。

さて、旧山下家住宅から、tk16のA〜Rまでの21組のアーティストによる作品が展示されています。

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[tk16 A-1 ビリー・カーターランキン(Billie Carter-Rankin) / ホールディング・オン(ビリー・カーターの記憶)]

靴を脱いで上がることができ、作品を間近で楽しむことができます。
こうした工夫も瀬戸芸ならではですね。

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[tk16 A-2 高木彩圭 / 与えられた椅子]


旧河野家住宅の前の広場にも作品がありました。

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[tk16 B 長島友治 / なんか流れて来た]


住宅の中にも作品がありました。

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[tk16 C 保科豊巳 / 思考する井戸2019]

井戸の中を覗くと。。。。

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[何が写るかは、行ってのお楽しみ]

Dは力石のところにあった作品。作品名は控えるのを忘れてしまいました。

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[tk16 D 橋本瞭 / 力石]

このあたりから、砂糖〆小屋です。
讃岐三白といって、昔は、讃岐は砂糖の生産がとても盛んでした。

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この砂糖〆小屋の中には、なんと、ウシが!
回っていました。。。。シュールやなぁ。。(笑
でも、この作品が一番印象的でした。今日イチの作品です。

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[tk16 E 伊東五津美 / 砂糖うし小屋]

少しいった別の砂糖〆小屋にも展示がありました。

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[旧河野家住宅]

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ぼやけた各国の方の写真が布地に印刷されていて、様々な国の語りがスピーカーから流れます。

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[tk16 F Shu Yan / Where Are You From?]

さらに上がっていくと、四国村ミュージアムです。
ミュージアム敷地内にも、作品が一つありました。
ドナルド・トランプ大統領を風刺しているようです。

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[tk16 G Dan Price / いい男は見つけるのが難しい:男たちと撮り越し苦労]


四国村ミュージアムを後にして、旧大久野島燈台に行きました。

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一人ずつ入って、戸とカーテンを閉めるとなんか見えてきます。
うーん、よーわからん。

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[tk16 H 滑惜子 / 再び、見る、消え去る光]

燈台の横にある建物にも、いつくか作品があります。

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フラスコを絶妙な角度から映写していて、とてもセンスが良いですね。

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[tk16 I 諏訪葵 / 水面を連ねる]


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[tk16 J-1 Alan Labb / 地図のすべて]



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[tk16 J-2 レイク真由美 / ユニゾン(積乱)]

途中で立派なススキを発見。見事です。

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流政之さんの「染が滝」に下りてきました。
畳の形をしたものが浮かんでいました。

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[tk16 K Jennifer Traina-Dorge / 私たちは死なないことに決めた]

この隠居屋の作品を見ようと思って中に入ったのですが、靴下が真っ黒になるので、やめた方が良いです。

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[tk16 L Michael W.Shuneider / 隠居屋]


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[tk16 M Chelsea Emaukhagbon / どれだけのものを私が背負っているか、あなたは知らない]

アーチ橋の下にはたくさんの風鈴がありました。
秋風に吹かれて、いい音色です。
てっきり日本の作家かと思いきや海外の作家でした。

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[tk16 N Olivia Alonso Gough / 懐かしい]

作品 tk16 O(Ferrell Garramone / (長いさよなら)こんなのにお金を払ったんじゃない) は見落としてしまいました。
たしかカプセルか何かだったと思います。


旧前田家にも作品がありました。

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[tk16 P Elizabeth F Cote / 崩壊]

丸亀藩斥候番所にも作品がありました。
上がってみることができます。こちらは靴下が汚れませんでした。。

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[tk16 Q-1 小林みなみ / フェンス]


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[tk16 Q-2 堤有希 / いつかのくらし]

最後に、旧吉野家住宅です。
たこつぼがいっぱいある家ですね。

まさにゴミ山といった感じ。これも芸術なんですね。。。。

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[tk16 R  E.Saffronia Downing / 漁師のごみ山]

秋会期の終わりは、11/4(月)です。
私には理解の及ばない作品もありましたが、四国村の古民家(ほとんどが指定された文化財ですよ)とマッチングした作品が多く展示されていて、見ごたえあります。

みなさん、お早目にご覧ください。
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2019年07月20日

松方コレクション展

昼の飛行機で高松へ帰ります。

朝方、国立西洋美術館で、松方コレクション展を鑑賞しました。

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日本に西洋美術を根付かせるべく、絵画購入と保存に奔走した、川崎造船社長だった松方幸次郎のコレクションを中心に、モネ、マネ、クールベ、セザンヌなど、数多くの絵画を見る事が出来ました。


クロード・モネ《睡蓮、柳の反映》 は、2016年にルーヴル美術館で発見され、戦争のため、上半分が喪失された状態でしたが、保存復元展示されていました。また、AIを駆使したデジタル処理により、復元された絵が写真撮影OKで映写されています。

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2019年06月08日

クリムト展

飛行機の待ち時間を利用して、クリムト展を見に行きました。
日経新聞でも、クリムトの特集が組まれてましたね。
土曜日で、学生は無料ということもあり、20分待ちとかなりの人気。

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代表作のユディトIをはじめ、クリムト兄弟やクリムトと一緒に活動した芸術家の作品を見ることができました。
特に黄金の時代と言われた、金箔を多く使った前衛的な作品は見ていて圧倒されますね。
女性を多く描き、また生と死をテーマにするなど、クリムトの感覚を感じました。

日本画や、ティツィアーノ、ゴッホなど、様々な影響を受けている点も面白いです。

私の好きな、ウィーンを代表する画家、カール・モルの作品もありました。
彼の描く風景は色鮮やかです。
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2019年05月22日

沙弥島で芸術の旅

今日はお休みを頂戴し、瀬戸内国際芸術祭。
春会期は、沙弥島がアツいということで、坂出市の沙弥島に行ってきました。

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[沙弥島の漁港]

沙弥島は昔は離島でしたが、坂出市の番の州工業地帯の埋め立てによって、四国本島と陸続きになりました。


沙弥島の作品で、最も有名なのが、「そらあみ」。
漁網を用いて、様々な島の協働をイメージしているそうです。

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[sm03 そらあみ<島巡り> 五十嵐靖晃]


「12島と港の物語」は、瀬戸内の様々な島の風景をパラパラ漫画仕立てにしているものです。
なかなか面白いけど、多くの人が体験でるので、強度が心配です。

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[sm09 12島と港の物語 回遊式アニメーション 蓮沼昌宏]


大岩島2は、油性マーカーだけで描かれた、瀬戸内を360度イメージしたドーム型の体験芸術です。
地中美術館もそうでしたが、体験できる芸術って、いいですよね。

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[sm08 大岩島2 大岩オスカール]


途中の住宅に置いてあった、コンテナから、キリンの脚が!

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よく見ると、コンテナの上から、キリンの頭が!
いろいろ楽しませてくれます。

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ヨタの漂う鬼の家は、人が住める船を作成中で、どんどん作っていっているのだとか。

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[sm02 ヨタの漂う鬼の家 Yotta]


ここからの瀬戸大橋の景色は素晴らしいです。

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旧沙弥島小学校の校庭には、巨大なシーソーが置かれていました。
油圧が効いていてとてもなめらか。
英語と日本語で、AIが話しかけてくれます。
あまり会話は成立しなかったけど。

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[sm07 ピボット マデライン・フリン+ティム・ハンフリー]



フードクラブでは、イランの食材の紹介がされていました。
いただいたお茶と、デーツと呼ばれる甘い果物がとても美味しいです。

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[sm04 フードクラブ アナヒタ・ラズミ]


次に見たのが、一雫の海。
塩田が盛んだった土地柄を反映して、塩の結晶が鍾乳洞のように形成されていく様を表現しています。
暗闇の中を進むので、ちょっと戸惑います。(^^

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[sm05 一雫の海 南条嘉毅]


月と塩をめぐる3つの作品では、柿本人麻呂と月をモチーフにした作品が展示されていました。
なかなかインパクトありますよ。

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[sm06 月と塩をめぐる3つの作品 レオニート・チシコフ]


ちょっとだけ休憩。「そらあみ」近くの軽食屋でうどん(300円)をいただきました。
ちょい高め。

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次に寄ったのは、小高い丘。
花崗岩の土で作ったそうです。子供も楽しめそうですね。

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[sm01 階層・地層・層 ターニャ・プレミンガー]


途中、東山魁夷美術館に寄りました。
魁夷の作品は5作品程度しか無く、あっという間に見終わります。
パスポート提示で2割引きですが、それを差し引いても、値段は高いと思います。

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最後はベンチとしても使える、八人九脚。
カラフルなベンチが瀬戸大橋と青空に映えますね。

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[sm10 八人九脚 藤本修三]


ツツジが満開で、瀬戸大橋とのコントラストが素晴らしかったです。

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(SONY NEX C-3 + Carl Zeiss Sonnar E 1.8/24 ZA T* / iPhone6 使用)
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2019年05月18日

トルコ至宝展

今日は土曜日。東京から高松に帰ります。

希望の便が取れず飛行機まで時間があったのですが、いつもはランチで時間をつぶすところ、昨日食べすぎで食欲もないので、国立新美術館で開催中のトルコ至宝展を観ました。

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オスマントルコ時代の宝の数々が展示されていて、なかなかのボリューム。
特にイスラムの教えと縁深いチューリップの柄が多数入っていました。

オスマン帝国は、1299-1922年まで栄えた国で、現在のトルコ共和国の前身となった帝国です。
一時は、モロッコや紅海沿岸、イラクや旧ユーゴスラヴィア、ハンガリーのあたりまで支配していました。
最盛期に君臨したスレイマン1世時代の秘宝も多く展示されていました。
いまだに、旧ユーゴスラヴィアを構成していた国の一部ではイスラム教が支配的なのはこういう理由もあるんですね。


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しかし、女性だらけでした。^_^
宝石とかに興味あるからですかね。
多くの秘宝が、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、水晶、ルビー、サンゴ、真珠、トルコ石など、さまざまな材料をもとに作られていました。多くの宝石をこれでもかといわんばかりに貼り付けてあって、日本の美意識とはまた違った中東ならではの美がありますね。

ただ、仕事の丁寧さという意味では、日本の中世の方が一歩上手な気がします。

空港ラウンジで寛いでから帰ります。

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2019年05月14日

高松駅にて

今から、松山出張です。
高松駅からバスで参ります。

瀬戸内国際芸術祭の期間中だけあって、多くの外国人観光客がいますね。
バスの出発まで20分ほど、時間があったので、駅近くの作品をパシャり。

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[tk02 国境を越えて・海    リン・シュンロン(林舜龍)]

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[tk01 Liminal Air -core-   大巻伸嗣]


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[tk03 「銀行家、看護師、探偵、弁護士」 ジュリアン・オピー]


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[tk04 待つ人/ 内海さん 本間純]

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2019年05月06日

直島で芸術の春

昨日の本島に続き、今日は直島に行って、瀬戸内国際芸術祭を堪能することにしました。

昨夜、高松港総合案内所まで出向いて、やっとパスポートをゲットしました。
冊子になっていて、行ったところでハンコをもらう仕組みですね。

いろいろな施設が割引になる・・・って、よく見たら、レオマワールド入場券が500円引きになるやん!
この間いったやん! くそー。

塩飽勤番所跡も団体料金になったやん!
でも、受付してくれた方に「パスポートで安くならんの?」って聞いたら、対象外って言ってたけどなぁ。
意味不明。どのみち、本島行った時はパスポートではなく「引換券」しか持ってなかったので無意味だったけどね。

ちなみに、トリエンナーレとはイタリア語で、3年に1度開催って意味だそうです。
知らんかった。。

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[パスポート]

高松港近くの、パスポート持参者特別駐車場(無料)に車を停めて、直島行の船に乗り込みます。
行き当たりばったりだったので、フェリーはかなり先まで来ず、高速艇の方に乗ります。

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[高松港]

乗るのはこの船ですね。綺麗な船です。

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船内はこんな感じ。

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港から離れていきます。

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直島に到着しました。レンタサイクルは予約でいっぱい。
歩くのも大変なので、バスに乗り本村(ほんむら)地区まで向かうことにました。1乗車あたり、大人100円、小人50円。
常にバスは満員です。今日はすいているって話だったのになぁ。

まず最初の作品は、妹島和世さんの作品で、na09直島港ターミナル。
13個の球体が特徴的な作品で、この球はFRPで作られています。
中は待合の休憩所になっているのですが、この日は暑かったので、やや温室状態でした。。。
本村のランドマークですね。

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[na09 直島港ターミナル]


この後、高原城址まで登りに行きました。

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[高原城址]

戦国時代の遺跡のようです。

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城跡からは、瀬戸内海が一望できます!

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さらに先に歩くと、また作品が。
na12-B 家プロジェクト 護王神社 です。杉本博司さんの作品。
神社の階段がガラスのようなものでできています。でも神社でガラスはどうかな。

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[na12-B 家プロジェクト 護王神社]


でも、きれいですね。
しかし、どうやらこの作品の魅力はこの下にある石室だったようです。
見逃した〜。ちゃんと勉強してからくればよかった。

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山から下りて、本村地区を散策します。
民家にもちょっとしたアートがあって、楽しいです。

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[民家の壁面アート]


作品はまとまったエリアにあるので、効率的に回ることができます。
次は、na11-B 家プロジェクト 角屋です。宮島達男さんの作品。

撮影禁止で写真は無いですが、家の中に入ると、Sea of Time ’98という、水を張った中に、デジタルLEDが無数に輝く空間があります。

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[na11-B 家プロジェクト 角屋]

角屋を出ると、漁具を使ったおしゃれなアートもありました。

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町中、いたるところがアートになっています。

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次に、na10-B ANDO MUSEUMへ。
ベネッセ関連の建物を中心に島と密接なかかわりのある安藤忠雄さんの美術館です。外観は古い民家の姿を残していますが、中はコンクリートの空間が広がり、安藤さんの空間を感じます。

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[na10-B ANDO MUSEUM]

入るところにはガラスのオブジェが。

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八幡神社の横を通ります。
鳥居が立派です。

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また、この神社の階段が素晴らしいです。

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次に、na13-B 家プロジェクト 南寺へ。安藤忠雄さんによる木造建築です。
中には、ジェームズ・タレルさんの作品「Backside of the Moon」が展示されています。
ジェームズ・タレルさんの作品は、地中美術館でも展示されています。

2時間待ちだったので、整理券を配布されていました。
見るのを断念。外観だけ楽しみます。

後からWebを検索したら、真っ暗闇の中で5分ほどするとぼんやりと窓が見えてくる、そんな空間なんだとか。
やはりみときゃ良かったかな。3年後、リトライだ。

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[na13-B 家プロジェクト 南寺]

目の前は公園になっています。トイレもあります。

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のどが渇いたので、三菱マテリアル生協 本村店へ。
やはり三菱マテリアルの企業城下町だけのことはありますね。

高松市内の2〜3割増しの料金で売られていました。
やはり島内の物価は船で運ぶ分、やや高めのようです。

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この作品は、na08 直島ホール。三分一博志さんの作品。
直島町の文化ホールで多目的な利用に使われているそうです。

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[na08 直島ホール]

近くの民家の塀もとてもおしゃれですね。

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次に、na14-B 家プロジェクト 碁会所。
須田悦弘さんの作品。撮影禁止で写真はありませんが、畳に椿がちりばめられた作品です。
下の写真はその家の庭。

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[na14-B 家プロジェクト 碁会所]

ランチは、本村地区の「あいすなお」へ。
マクロビオテック的な体にやさしいランチです。
10:55に行って、えらい並んでいるな、と思ってそのままその列の最後尾にくっついたら、運よくそのまま入れました。

ただ、店内は満席で、テラス席でいただきました。
かえってテラス席の方が、風が心地よく、おいしいランチをいただけました。
特に、玄米と、粕汁風味のお味噌汁は美味しかったです。

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次に、na07-B 家プロジェクト The Naoshima Plan 水 2019。
三分一博志さんの作品。この作品が一番印象的でした。
全体的に、三分一博志さんの作品は私は好きですね。

古民家と砂浜のような水辺の競演。

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[na07-B 家プロジェクト The Naoshima Plan 水 2019]

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さて、本村の中心部を少し離れて、家プロジェクト 石橋 に向かいます。
堀の石垣も歴史を感じさせますね。

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このあたりは、歴史を感じる街並みが残されています。
民家の庭もきれいに整っています。

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本村地区で、最後の作品は、na15-B 家プロジェクト 石橋。
千住博さんの作品。
製塩業を営んでいた旧家を改装したそうです。
撮影禁止ですが、家の中で、石の橋があります。

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[na15-B 家プロジェクト 石橋]

道のちょっとした橋も石でできていました。

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あ、もう一軒ありました。
これは、na16-B 家プロジェクト はいしゃ。
大竹伸朗さんの作品。
元々、歯医者だった家を廃材でアートしたもの。
中には、おどろくものがありました。

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[na16-B 家プロジェクト はいしゃ]

このあと、ベネッセゾーンに行きました。
ベネッセゾーンは無料のシャトルバスが出ています。

時間があったので、na20-B 李禹煥美術館に行ってみました。
現代アートの李禹煥の世界観を、安藤忠雄設計の建物で表現しています。

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[na20-B 李禹煥美術館]

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基本的に、安藤さんの作品は、コンクリート打ちっぱなしのカクカクした窓の無い建物、ということですな。

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そしてお待ちかねの、地中美術館。
事前にオンライン予約が必要です。私の予約時間は14:15でした。

事前にチケットセンターで、チケットに交換して、少し歩いたところに美術館があります。
歩く際の沿道の花々が楽しいです。

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安藤忠雄設計の建物を地中に埋設しており、クロード・モネ、ジェームズ・タレルそしてウォルター・デ・マリアの作品を見ることができます。詳しくは言いませんが、なかなか驚きの作品もありましたよ。特にタレルの作品は、見る(体験する)価値はあります。

モネの絵は、モネの最晩年の作品で、抽象度が進みすぎた時期の作品なので、好みが分かれるところです。
私は、この時期のモネは、あまり好きな作風ではありません。

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[na21-B 地中美術館] 

わざとなのか、何なのかわかりませんが、目と鼻の先にある、宮浦に直通で行くバスは無く、反対方向にぐるっと、つつじ荘、本村経由で宮浦まで戻る大川バスか、ベネッセの無料シャトルバスでつつじ荘まで行って、そこからバスに乗り換えて、本村経由で宮浦に戻るしか無いようです。

もしくは徒歩だと宮浦まで30分。なんだかなぁ。

行きに見逃した、黄色いかぼちゃが気になったので、無料のベネッセシャトルバスでつつじ荘まで戻ってきました。
浜辺がきれいです。

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ここに、さきほど言った、草間彌生さんの黄色いかぼちゃがあります。
写真撮影で列が。。。

みんななんとなく雰囲気を察知しながら、列に並んで、インスタ用にいろいろポーズ決めながら、次の列に並んでいる人に頼んで写真撮ってもらう的なルールが、自然発生的に確立していました 笑

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ベネッセのホテル前にはたくさんのアートがありました。

このホテル、3万円くらいするらしい。
3万円あったら、私ならバックパックでS7航空に乗って、ロシアのウラジオストクで、ボルシチ食べながらぶらぶらするなぁ。

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これは、猫ということでよろしいでしょうか。

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これは蛇?ラクダ?

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バスで宮浦(みやのうら)まで戻ってきました。
ここから高松行きのフェリーまたは高速船が出ています。
フェリー待合所も作品です。妹島和世さん+西沢立衛さん/SANAAによる設計。

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[na02 道の駅 なおしま]

直島を代表する、草間彌生さんの赤いかぼちゃです。
中で遊ぶこともできます。夜は光るらしいです。

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[na01 赤いかぼちゃ]


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かぼちゃの近くにも作品がありました。
na03 BUNRAKU PUPPET。ジョゼ・デ・ギマランイスさんの作品です。
夜になると証明がついて違った顔を見せるそうですが、残念ながらフェリーの時間まで待てませんでした。

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[na03 BUNRAKU PUPPET]

港周辺には作品が多く集まっています。
na04 直島パヴィリオンもその一つ。藤本壮介さんの作品で、中で自由に遊べるようになっています。

列を作ってみんな待っていたのですが、中の女性がひたすら、バエバエモードで出てきやがらない。空気嫁。
まぁそんなに興味無かったので、その場を去りました。

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[na04 直島パヴィリオン]

少し入ったところにある、na05-B 直島銭湯「I♥湯」。
大竹伸朗さんの作品で、実際に銭湯に入ることができます(別途料金必要)

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[na05-B 直島銭湯「I♥湯」]

高松港まで帰ってきました。
12,000歩。バスを使いましたが、結構歩きましたね。

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[高松港に到着]

駅前の居酒屋、ラーメン屋をハシゴしてから帰宅しました。
専用駐車場は20時でしまるので、それまでに出さないといけません。

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[瀬戸内国際芸術祭の事務局]

多くの作品を見られて、瀬戸芸を身近に感じることができました。
しかし、空いているといわれていたGW最終日でも、直島は、すごい人・人・人。経済効果あるんですね。

特に外国人が多いです。中国人(本土)の方は少なく、香港やシンガポール(シングリッシュを話していたので)、欧米系の白人が多いです。
みんな遠くから、この島にわざわざ・・・・

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[高松駅前]

最後に、瀬戸芸って結構ハマる人にはハマるかも。。
いい船旅・島旅になりました。


posted by jouji117 at 17:00| 香川 ☁| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

フェルメール展

大阪に行ったお目当はコレ。
大阪市立美術館で開催中のフェルメール展です。


オランダ黄金時代を築いたヨハネス・フェルメールの作品が6点出展されていました。
フェルメールは30数点しか、現存していないのと、日本の美術館では普段見ることは出来ないため、たとえ6点でも、貴重な展覧会です。
やはり光と陰の魔術師ならではの絵を楽しむことができました。
クールベやミレーに通じる写実主義を貫いていますね。

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特に、フェルメールの代表作である、「恋文」や「取り持ち女」は必見です。
posted by jouji117 at 15:28| 香川 | Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月02日

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド

帰りに、東京都美術館で開催していた、
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールドを見ました。

お目当はやはり伊藤若冲。
虎や鶴の技巧的な書き方はなかなかなものです。

あと、鈴木其一の作品もとても印象的でした。
posted by jouji117 at 19:55| 香川 🌁| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月26日

ポーラ美術館展

岡山県立美術館で、ポーラ美術館展に行ってきました。マネ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、ルノワールなどの、印象派を中心に数多くの作品が展示されていました。


なかなか見応えありますよ。
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posted by jouji117 at 12:20| 香川 ☀| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

ゴッホ展

予約していた飛行機搭乗までかなり時間があったので、朝イチで、東京都美術館で開催中のゴッホ展を見に行きました。


ゴッホの、パリ、アルル時代の作品で、日本の浮世絵などの影響を受けた作品を中心に展示されています。葛飾北斎や歌川広重など、浮世絵の名画も数多く展示されていて、ゴッホの絵と比較して見るのがなかなか楽しいです。


浮世絵の特徴である、遠近を誇張したり、陰影をつけなかったり、水平線を構図のかなり上に持ってきたりと、ゴッホの絵にその影響を見る事が出来ました。
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posted by jouji117 at 13:29| 香川 ☔| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

ゴッホとゴーギャン展

東京都美術館で、ゴッホとゴーギャン展を見に行きました。ゴッホとゴーギャンのふれあいや作風の移り変わりを見る事が出来ました。


上野公園では紅葉の樹の下で二人がギターを弾いていました。絵になるね。
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posted by jouji117 at 13:46| 香川 ☀| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月04日

倉敷・美観地区

多くの人で賑わっていました。
大原美術館では、モネ、ゴーギャン、ルノワールなどの名画や、ロダン、イサムノグチなどを堪能しました。

腰が痛くて、痛みに耐えらがらの散策でしたが☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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posted by jouji117 at 20:44| 香川 ☀| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

東京・上野・モネ展

東京都美術館でモネ展を見に行きました。
印象、日の出や、睡蓮など、クロード・モネの代表作を見ることが出来ました。

チケットを買うのに時間がかかるので、前売り券を買うのをおすすめします。
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posted by jouji117 at 13:05| 香川 ☀| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする