2007年に購入して、かれこれ10年使っている私のメインPC、DELL Inspiron1520がどうにも遅くなってきたので、メモリを追加します。
[10年使っている愛機 Inspiron 1520]
元々は艶消しのワインレッド色でしたが、塗装ハゲが目立っていたので、白色に塗りなおしています。
Windows XP Professional SP2 => Windows 7 Home => Windows 10 Home までバージョンを上げてきたのですが、Windows 10にしてから、遅さが半端なくなりました。
特に、電源をONしてから、Excelを起動できるようになるのに、10分はかかります。
●DELL Inspiron 1520のスペックです。
CPU : Intel Centrino Core2 Duo T7250 2GHz
HDD : 160GB SATA HDD (5400回転)
Memory : 2GB 667MHz DDR2 SDRAM
Video : NVIDIA GeForce 8600M GT 256MB DDR2
Display : 15.4インチ TFT TrueLife™ WSXGA+ 光沢液晶ディスプレイ (1680x1050)
Drive : DVD+/-RWドライブ (2層書き込み対応)
USB : USB2.0 x4
NIC : 10BASE-T/100BASE-TX (RJ-45) x1
Modem : 56K モデム (RJ-11) x1
I/O : VGA出力 x1, S-Video出力 x1
Card : ExpressCardスロット (54mm/34mm対応) x1
Reader : 8-in-1 メモリカードリーダ x1
Webカメラ : 200万画素Webカメラ
Drive : DVD+/-RWドライブ (2層書き込み対応)
USB : USB2.0 x4
NIC : 10BASE-T/100BASE-TX (RJ-45) x1
Modem : 56K モデム (RJ-11) x1
I/O : VGA出力 x1, S-Video出力 x1
Card : ExpressCardスロット (54mm/34mm対応) x1
Reader : 8-in-1 メモリカードリーダ x1
Webカメラ : 200万画素Webカメラ
USBが2.0、NICが100Mbps、さらにモデムがあるところが時代を感じさせますね。
でも、当時としてはかなりハイスペックです。
1)メモリを用意する。
今回利用するのは、667MHz DDR2 SDRAMの中で、
Inspiron 1520で定評のある、バッファロー製のものをチョイスしました。
新品も売っていますが、私は中古をAmazonで購入。
800MHzのメモリでも動作するブログを見ましたが、私は純正と同じ667MHzにしました。
[BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC2-5300 (DDR2-667) 2GB 2枚組 D2/N667-2GX2/E]
2)お約束のバッテリー外し
私のPCのバッテリーは完全に死んでいますが、念のため、バッテリーを外します。
3)メモリスロット(裏側)を開けます。
Inspiron 1520のメモリスロットは2か所あります。
うち1か所は裏側にあります。
既に1GBのメモリが1枚刺さっています。これを2MBのメモリに換装します。
4)裏蓋側のメモリを換装します。
刺さっているSK Hynix製1GBメモリを外します。
横のメモリを押さえている金具を横に広げると、上に跳ね上がります。
そのままメモリを外します。
バッファローのメモリをさします。奥まで差し込んで、並行になるまで倒すとカチっと音がして、正しく刺さります。
5)表側のメモリを外します。
表側のメモリは、ややこしいところにあります。
まず、キーボードの奥にあるパネルの溝にマイナスドライバーなどをあてて、パネルを外します。
結構な音がして、心が折れそうになりますが、パネルを折らないよう、でも大胆に外します。
パネルを外して、キーボードを止めているネジが2個ありますので、それを外します。
キーボードはフレキシブル基盤で本体とつながっているので、フレキ基盤を外さず、傷めないように慎重にキーボードだけを、手前側にひっくり返します。
フレキの下にハッチがあり、それを上に引き上げると、もう一つのメモリが出てます。
裏蓋の時と同じ要領で、新しいメモリに換装します。
換装が終わったら、パネルなどをもとに戻します。
Foxconnの部品を発見。こんなところにも、鴻海の製品が使われているんですね。
換装が終わったら、メモリをチェック。
The amount of system memory has changed. と表示がされて、メモリが変更になったことをシステムが認識しています。
メモリチェックをしたければ、F5を押してチェックできます。
メモリ交換後、劇的にパフォーマンスが向上しました。
立ち上げも、2〜3分程度になりました。素晴らしい!。
10年前のCPUでも全然最新のマシンに引けを取らないですね。
会社で利用している最新のPC(Core i5)よりも、この10年前のPCの方が速いです。
この10年、CPUはあまり進化していないかしら?
勢いに乗って、この後、10年使っていつ壊れてもおかしくないHDDをSSDに換装します。
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